電話占いの聖庵ブログ

電話占いですが霊媒霊能体質で祓って体調を即座に改善するのが得意です。占い越えて恋愛相談を視てると生霊が裏側に隠れてたり・・開運術へGO! 密教パワー

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行人塚での先祖祭祀 410年

行人塚での先祖祭祀は、
毎年春のお彼岸に。

一族が集まり 、朝8時から総出で
大掃除から始まり、献花に お供え物など揃えて
菩提寺の住職がやってくると、
読経の声と鐘音で賑やかになる。

道行くひとから見たら、なんのお祭り ?…かも。

片手に数珠を持つ人が大勢集まって
真言唱える姿は、現代では不思議な光景だろうか。

410年前に、即身仏したご先祖の祭祀だと
思う人は誰もいないだろう。

大きな欅の木が目立つが、
その横に石段があり、登りきったら行人塚で、
ご先祖様は 410年前から眠っている。

昔は、とても静かな場所だった。
田舎独特の、まったりとした空気に包まれ、
ここで生まれ育ち みんな顔見知りで、
「そろそろお宅は先祖祭祀かねぇ?」
なんて、道端で声かけられたりして。

新興住宅地ができてから
新幹線を使えば通勤圏内だと
東京から移り住んできた人も多く、

「先祖祭祀ってなに? そういう風習があるの? 」
と好奇心で、覗き見に来る人がいる始末。

土地柄の風習ではなく、
「ウチ一族だけの…ことです」
と、説明するのも 次第に面倒になり
よそ様に理解してもらう必要はないと
黙々と続けている。

道幅が広がり、真横にはバイパスが通り、
休日や朝夕の渋滞で騒々しいのもあるが、
車を停めて見てる人の視線が…(やっぱり邪魔)
祈りを捧げている最中なのに、気が散る。

「昔は良かった」 と心の中でボソッ。

行人塚って、平たくいえば「お墓」なんだけど。
即身仏って、ミイラ化した人体なんだけど…。

他人様から見れば興味の対象でも、
我一族からすれば、400年以上守ってきた
始祖みたいな存在であり、密教秘術の奥義を
遺してくれた「当家の神様」なんだけど。
ゆえに他に信仰を求めずとも良かった訳で…
と云々いったところで、しょうもない。

「神は己の内に在り」 と、堂々いえる理の源。

帰省すると、必ずこの行人塚へ挨拶にいき
欅の木からパワーをもらってくるのだが、
その度、誰かの視線を背中に感じて、振り向くと、
通りすがりの人が佇んで、見てる。
視線が交じわる。

興味があるなら声を掛けてくれれば、
笑顔で応えるのに、なぜか !?
眼が合った途端に、風のようにササーッと立ち去る。

風 !!  といえば、馬頭観音様 ! と、
如意輪観音様・不動明王様・毘沙門天様が
彫られた石塔が、周囲を固めてる。

400余年の風雨に耐えて、
なんとか面影を残す程度だが、
その御魂はドッシリと鎮座し、
樹齢400年余の欅に、エネルギーが流れてる。

持ち帰った私は「電話占い」という名の
お祓いや祈祷に使わせてもらってる。

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