カレンダー
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | 4月 » | |||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
月別アーカイブ
- 2019年8月
- 2018年6月
- 2018年2月
- 2017年5月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年2月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
最近の記事
ガンバレ双子ちゃん
2013年12月。帰省して、父のところへ向かった。
ひととき会話して そのまま帰るつもりが、ちょっと息抜きと、屋外の喫煙所へ。
1本吸って気分転換したら、「寒いから帰ろう」 と煙の行方を眺めていたら
半袖シャツのYさんが 所在なさそうに、ひょっこり姿を現した。
「タバコですか?」 と当たり前すぎることを聞いたつもりが、
「僕は、タバコ、吸わないんですょ」 と笑顔でボソッ。
「ん?…」 (なんでノースモーカーの人が喫煙所に?…寒いじゃん! )
12月の寒空の下、暮れなずむ時間に、ほかには誰もいない。
Yさんは各イベントでも父をサポートしてくれていて…
「いつ見ても笑顔で、挨拶ひとつにも温もりがあって、気持ちのいい人だ」と、
Yさんの話になると、父の顔には笑みが浮かぶ。
ほかの人の事を聞くと、いったん考えてから
……「まぁ、いいんじゃないか ! 」 と濁すのだが。
そのYさんが寒い屋外に突っ立って、5分もした頃ようやく口を開いてくれた。
「子供が欲しくて。妻も今回が最後のチャンス だと…」云々..(続く)
不妊治療は大変だと聞いてはいたが、既に長い歳月を費やしていた。
我が子が授かることだけを、必死の想いで望み、
「人生賭けてます! 」 という雰囲気は、霊視しなくても伝わってくる。
前年には、初めて成功したはず(?)だったのが、4ヶ月で、まさかの流産に遭っていた。
そして、数日前に 「これで、もう最後になる」 と大きく賭けに出たものの、
懐妊が、成功したか ! 失敗したか ! は、しばらくの間は結果待ちになるのだと。
あの年の12月には、突然の話でもあり、深く理解はできてなかったが、
悲痛な祈りが、笑顔の裏に隠れていると……
その程度には、私にも分かっていた…らしいw
Yさんの心は、もはや 「神様仏様、一生のお願い !! 」 の境地に至っていた。
おもむろにバックから長い数珠を取り出して、
請われた訳ではなかったが、心願成就の祈祷を始めた。
電話占いから、久々の対面による密教秘法の祈祷。
吹きすぎる北風の音に、パワーMAXの真言が乗る。
真言にこもる力は、Yさんを媒体にし、母体へと光速でいく。
2人の小さな児の姿がボンヤリと、視えた。
Yさんには、「女の子2人かも ?! 性別は断言できないけど、成功ですょ」と。
年の瀬も押し迫った頃、「成功したんですよ」と電話があり、
なぜか ?!… お礼を言われた。特別な事ではないと言うのも憚られ口をつぐんだ。
今回は、電話占いの仕事ではなく、あくまでも個人的な気持ちでやったことだが、
朗報となれば、もちろん私も嬉しい。
あの寒い日のYさんの真剣な顔が、脳裏にタトゥされていた。
予定日は「8月〇日 です」と、
Yさんの歓喜は想像を超えていて、責任感が私を追ってきた。
安定期に入るまでは ! と、帰省から戻ってもメールをしていた。
(昼夜逆転してる私が、Yさんの空いてる時間に電話するのは至難だった)
電話じゃなくてメール…安定期まで ! ! これがメッセージの焦点を狂わせた。
7月某日、異変が起きた。
1ヶ月有余も早くに破水し、あまりにもな早産。しかも、双子。
2人とも超未熟児で この世に生を享けてしまった。
Yさんから、双子ちゃん姉妹の写真がさっそくメールで届いた。
写真を霊視し、エネルギー投入を試みた。
今は命に別状なくても、潜在的な病の恐れも視なくては…!
異常が疑われたら、そこに集中してエネルギーで調整していく。
(まさに、倍速で成長してもらう。胎内ではなく保育器のなか..環境は違うが道がない)
双子ちゃんの小さな妹も、コスモスの花が咲く頃には、無事退院した。
Yさんの嬉々とした電話と、共に、大アップの可愛い写真も届いた。
退院は喜びだが、もしも ! を考えると不安にも…という複雑な心境も理解できる。
「元気いっぱいですょ? ! 小さな妹ちゃんは好奇心もいっぱいで楽しみですねぇ♪」
と言うと Yさんは、
「そうなんですよ ! 目をキョロキョロさせて、反応を示すんですよ」と。
一足先に退院したMちゃんが成長したのち 読書にいそしむ姿が視えることも、
1kgで産声あげたSちゃんは…陸上競技が好きなようで校庭を走っていると、伝えた。
視えたまま、視えた状況を伝えたが…..内心「なぜ?」 という一般常識の声に、
邪魔されかけて、無視した。生来の能力は、統計の中に嵌められない。
それを示唆するように、双子ちゃんの名前は 姓名判断による命名でなくても、
総画・天画・人画・地画・外画・内画・陰陽の組合せも、すべてが吉運数 !
小さく生まれたけど、大きな運勢をヨイショと持ってきたようだ。
まるで…
「パパ、ママ♪ 待たせちゃってゴメンネ。今後の活躍を楽しみにしてねん」とでも
言ってるような。超未熟児でも全然問題ないよー…成長はこれからよ ! って感じ。
先日は、わが父が、双子ちゃんを笑顔で見ている写真が届いた。w(*0* )w
Yさん夫妻から、美味しい 甘味のプレゼントをいただいて、開けたら…
熨斗が、目に飛び込んできた。
「 感謝 」と印字してあり、下には、双子ちゃんの名前が…記されていた。「oh !」
親心って凄いなぁーと思いながら、ハタと気づいた !
そっか !! 双子ちゃんだって風邪引くこともある…そっか !! 治せばいいのね♪
今度 帰省したら、お顔を見て、
「なにを今生でしたいの? 」 と双子ちゃんの魂に聞いてみよう。大真面目に !
2015/03/01