カレンダー
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 5月 | 7月 » | |||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
月別アーカイブ
- 2019年8月
- 2018年6月
- 2018年2月
- 2017年5月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年2月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
最近の記事
誕生前の記憶
1年程前までは 両親の介護で毎日ヘルパーさんに来てもらってた。
毎日朝9時から夕方5時迄なので 週に3人が実家に出入りしてた。
なかなか帰省できない私にとっては、彼女たちは有難くも心強い存在。
正月やGWやお盆などの世間が休暇となる時の帰省は、義務か仕事になった。
本音は..体調悪くても 這ってでも帰るのは、
「後の祭り」で後悔したくない私自身の為なんだけど。
母が あの世とこの世の境界線に立たされた7月23日…の丁度1ヶ月程前。
去年の今頃だった。
週1~2回やってくるMさんとの顔合せもまだ2回目で人見知りな私にしては珍しい事だけど、コチラに戻る日、何故か..そのMさんと行人塚へ。
帰省すれば必ず、花や線香に水を持ち..菩提樹ノ珠108個の長い数珠を首からさげ、
即身仏した御先祖様の御魂を入れたスカルの水晶を抱えて、行人塚へ挨拶に行くのが、遠方に住む私の慣わしになっている。
Mさんが何を感じたのか、その時はまるで?_? だったけど..「一緒に行きます」と言われて拒む必要もなく、そのまま2人で行った。
行けばいつも通りに、お線香つけ..真言を声高に唱えながら 数珠を振り回し~の、何気に..いつも通りの我流の儀式をしていたら…あらまぁ! 「なじぇ?」…
斜め後ろで彼女も真似て立ったり座ったりしてた。
しかも とても神妙な面持ちで (却って気になり 気が散るょ)。
..軽く考えれば他人家の古い墓なわけで、熱心に私がやるのは当たり前としても、
幸せな家庭を築いてる34歳のMさんが「何故..真剣なのぉ?」 ..って感じw
その直後に、自動口述が始まっちゃった。
「Mさんは、8歳になる娘さんが言ってる事を信じてあげないでしょ?! 聞くフリして
実は聞き流しているのを娘さんは知ってるの。
『ママは忙しいから仕方ないよね? 我慢する。言っても信じてくれない。
あたしの事を嘘つきみたいに時々ママが言うのが嫌だ』 ってコレ魂のSOSだよ。誕生前の事も言ってるから、しっかりと聞いてあげて。聞き流しは即見抜かれて..娘さんの心が傷ついてるょ。パパよりママが大好きなんだもの」etc
そんなこんなを1時間もクドクドとMさんに話していたら…泣かれた(T.T)
「悲しくも辛くもないのに涙が止まらない」 と言いながら手を合わす彼女。
樹齢400歳の欅の木にペタリともたれて 道行く人から隠れてたのは私。
「娘が物心ついてから ずっと同じ事を言ってたのに…私はパパにも話してなんて突き放してたかも」 から始まり…
更に…子いわく…
『生まれる為に、お腹にあかちゃんのいる人を探して..最初に見つけた女の人は お化粧をパッチリとしてる人だったけど、その人のお腹にはほかの子が入ってて…早くしなきゃ! って慌てて探したら、髪の長い女の人が待ってたから、スッ~と飛び込んだの。それがママだったの。ママとは違う人生でも一緒だったって お腹の中でもう1度教えてもらった』
あらかた こんな内容の事でそこに前世の記憶が少し追加されてたが、
仕事だ、生活費だーと現実100%重視の生活の中で 何年も愛娘の話を、
イソップ童話か都市伝説か妄想癖のように捉えていたと、また泣かれ..挙句が
「その内にこの子も妙な事は言わなくなるだろうから」 と真逆な楽観思想でいたらしい。(うちの子は夢みたいな事を言ってぇ! もう~)と。
娘さんの魂(?!)が
「あたし段々忘れてってる気がする。ママに教えたい事いっぱいあったのに」と。
Mさんを、400年祭祀後の行人塚まで来させたのって、
もしかしたら、いよいよ切羽詰った娘さんの守護様かしら?
とさえ思ってしまった。
誕生前の記憶が8年間も薄れずにあったのは、娘さんの強い意思かも。
だけど、何故? 頑なに持ちこたえたのかな?
知るか知らないかで母娘2人の未来が
…時間軸のズレで異なるとこだったのかも。
間に合ったのかどうかも、
その時が訪れていない今は、まだ解らないけど。
2012/06/18